- しょうとく
- I
しょうとく【彰徳】人の善行を世間に広く知らせること。 また, その善行。IIしょうとく【所得】得をすること。 もうけること。III
「玉のぬしの男, ~したりと思ひけるに/宇治拾遺 14」
しょうとく【正徳】年号(1711.4.25-1716.6.22)。 宝永の後, 享保の前。 中御門(ナカミカド)天皇の代。IVしょうとく【生得】(1)生まれつきもっていること。 生まれながらにして身に備わっているもの。 せいとく。「素晴らしいリズム感は~のものだ」
(2)(副詞的にも用いて)生まれつき。 もともと。 生来。V「いやもう~大嫌(ダイキライ)/高野聖(鏡花)」
しょうとく【称徳】人の徳を称賛すること。VIしょうとく【証得】(1)〔仏〕 真理に到達すること。 悟りを開くこと。「物の本体を~しないものには/虞美人草(漱石)」
(2)わかってもいないのにわかったと思いこみ, うぬぼれること。VII「我人に許さるるほどに成りたりとも, ~してわれは気色したる歌よみ給ふな/無名抄」
しょうとく【頌徳】徳をほめたたえること。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.